英語脳とはどう言った状態を言うのか分からない。
できれば独学で英語脳を養う勉強法を教えてほしい。
受験や資格試験ではなく生きた英語の勉強法を知りたい。
この様な方向けの内容です。
英語脳を使って勉強する【独学でもできる学習法】紹介します
私たち日本人は長い間英語を勉強してきましたが、
ほとんどの英語学習者は英語が話せる様になっていません。
中学の3年間は基礎的な英文法と英単語・英熟語を覚え、
高校3年間はさらに高度な英文法や構文を学習し長文読解に進み、
そして英語の方向性は大学に受かるための英語(受験英語)に全精力を注ぐ様になり、
英語が優秀な人とは英語の偏差値が高い人を示す様になる。
そして英語の偏差値が高い人は優秀な大学に進み更に4年間英語を勉強しますが、
英語を話せる人はほとんどいません。
みなさんの周りに英語をペラペラ喋れる人はどれくらい居ますか?
仕事の環境にもよりますがほとんど居ないと思います。
これらを総合的に考えると日本の英語教育は受験に受かるための英語であって、
英語を話せる様になるための英語でない明確な証と言えます。
なぜ受験英語に全精力を注いだ私たち日本人は英語を話せないのか?
それは受験英語が日本語脳を使った英語だからです。
使える英語を学ぶにはネイティブ的思考(英語脳)により英語学習しなければなりません。
独学で英語脳について学習するには本で学習できます。
留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)がオススメの書籍です。
留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)のレビューはこちらの記事を参照して下さい。
英語脳とはどう言う状態か
英語脳とは一体どの様な状態でしょうか・・・⁈
まずは日本語脳的英語学習とは
受験英語は日本語を英語に完璧に置き換えなければ点数につながらないので、思考は日本語(単語)を英語(単語)に置き換えていく作業に過ぎないのです。
この和文英訳では英語的思考ではなく、日本語脳をフル回転させている状態です。
「~になる」と言う日本語につられ”become“を使いがちですが、
この場合の変化は”get“を使うのがネイティブの英語です。
英語脳を使って勉強する【理屈より英語のカタマリを応用する】
上記の「私は病気になりやすい」を英語にするには、
健康な状態から病気の状態に変化する。
変化を表現する英語は“get”を頭の中にインストールしておくことです。
そして応用します。
お腹が空いてきた。
お腹が空いてはいなかった状態
↓
お腹が空いた状態
↓
get + 形容詞(hungry)
↓
お腹は徐々に空いてきて今も進行中なので時制に現在進行形を使う
I’m getting hungry.
英語脳で考えるとはネイティブが使っているフレーズを活用し更に応用することです。
対して日本語脳で考えた英語とは日本語の単語を英語の単語に置き換える作業英語なのです。
「病気になりやすい」は “I become sick easily” でも通じるかもしれませんが、
ネイティブは “I get sick easily“を使います。
だから私たち日本人英語学習者は「なぜ becomeではなく getを使うのだ?」と考えるのではなく、変化は「get + 形容詞」とインストールし「~しやすい easily」はセットで日常よく使うので、「get + 形容詞 + easily」をカタマリで覚えてしまい、
形容詞を置き換えて表現を広げていくことが英語脳を使った学習法です。
- 私は寒くなりやすい(寒がりです) I get cold easily.
- 私はあがりやすい(あがり症です) I get nervous easily.
- 彼女は嫉妬しやすい(嫉妬深いです) She gets jealous easily.
- 彼は心配しやすい(心配性です) He gets worried easily.
- あなたは怒りやすい(怒りっぽいです) You get angry easily.
この勉強法はニック式英会話でお馴染みのニック・ウィリアムソンさんの書籍がとても参考になります。
A4一枚英語勉強法のレビューはこちらをご参照ください。
まとめ
- 日本人が英語を話せない理由は受験英語で日本語脳的英語学習が身についたためです。
- 使える英語を学びたいのであれば英語脳を使った学習法を身に着けなければなりません。
- 独学で英語脳を使った勉強をするには英語脳を使った書籍で学べばいい。
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