A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる【レビュー】

38catch 大人でも作れる英語脳
ニック式英会話

「A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる」を買うべきか迷っている。

「A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる」を実践した効果について知りたい

ニック式英会話で英語脳を養いたい方

この様な方向けの記事内容です。

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A4一枚英語勉強法 見るだけで英語ペラペラになる【レビュー】

机で学習

わたしの英語学習において大きな影響を受けたニック・ウィリアムソンさんが新しく本を出版しました。

ニック式英会話でお馴染みのニック・ウィリアムソンの新刊A4一枚英語勉強法をレビューします。

ニック式のメソッドで1番いい所は、英語の思考回路を学べるところです。

ニック先生自身オーストラリア人として日本語を学び、
今や完璧な日本語を話せる様になった経験に基づいたメソッド、
ニック式英会話はとても説得力があります。

そして何と言っても説明が分かりやすいのです。

この本の特徴は英語の思考回路に誘導してくれるA4一枚の練習シートを使う事です。

この練習シートを使って、英語脳を作っていける様に工夫されています。

英語脳とは日本語からスタートせずに、英語のフレームワークにいろんな内容をどんどん当てはめて英語の骨格を脳に定着させるトレーニングです。

英語の骨格がないと日本語の骨格、日本語のフレームワークに沿って英語を話そうとしてしまいます。

私たち日本人は、日本語に合わせようとするからこそ英語を発する時に苦労します。

学校英語(受験英語)を強いられてきた私たちは、日本語の単語を英語の単語に当てはめ直訳するクセが付いています。

日本語脳に完全支配され英単語に置き換えているに過ぎないのです。

本当の英語はもっともっとシンプルなのに、難しくて不自然な英語を作ろうとしている人が多いですね。

この本とA4一枚の練習シートを使って、1度シンプルな英語の骨格を定着させてしまえば、もっともっと楽にずっと自然な英語が話せるようになります。

A4一枚の練習シートは4つのパーツに分かれています。

Part A: 時制のテンプレート

英語を話す時に時制(現在形・現在進行形・過去形・未来形等)を意識していますか?
時制は英語を話すうえでとても大事な要素です。

そして日本語は時制が曖昧な言葉でもあるのです。
普段から日本語を当たり前の様に話している私たち日本人には気が付きにくい要素です。

Part B: カタマリの表現

時制を決めたら次に行動や伝えたい事、日本語で言う述語を続けます。
ここでのポイントは出来る限り大きなカタマリをまるごと覚えて、
口から滑らかにでる様にトレーニングする事です。

例えば「飲みに行く」を英語で表現すると“go drinking”

ここで学校英語(受験英語)を勉強してきた私たち日本人は、
日本語脳をフル活用します。

「飲みに行く」は、「お酒を飲む」ことだから
“drink alcohol”か・・・
「行く」はもちろん“go”なので不定詞“to”を続けようか・・・
I go to drink alcohol.
これでどうだ!

日本語で考えるから英語が複雑になります。
英語脳を使う練習をすればもっとシンプルで簡単に英語を学べます。
シンプルに I go drinking.
と言えるトレーニングをしましょう!

Part C: 文の頭にまた別のカタマリを付け足す、文と文をつなぐ

Part A と Part B を組み合わせることにより一応英文は完成します。

日本語もそうですが、主語と述語のみで伝える言葉には、味わい深さが足りませんよね。
Part C では文の頭に感情表現等を足すことにより味わい深い言葉になります。

“I go drinking”の頭に色々な感情表現を足して表現を広げましょう。
例えば
I’m glad よかったな・・
It’s too bad 残念だな・・
I can’t believe 信じられないな・・・

I’m glad I go drinking.
It’s too bad I go drinking.
I can’t believe I go drinking.

Part D: 文の最後に付け足すもの

Part D は一文の最後に加えるだけで長い文を使わず簡単に伝えられる英語表現で、
ネイティブの会話ではよく使うのだけど日本人はほとんど使えない表現を学びます。

お腹が空いたまま寝ちゃった
を英語で言ってください。

I was hungry when I went to bed.

英語脳で学習すればもっとシンプルに英語を作れます。
I went to bed hungry. 私はお腹が空いた状態で寝ました

I went to bed.と言う文に形容詞を加えるだけで形容詞の状態を説明する文の役割が果たせる。
学校英語(受験英語)では教えてもらえない英語の代表例です。

I went to bed 私は寝た hungry お腹が空いた状態で

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A4一枚英語勉強法【使い方を説明します】英語脳を鍛える

take down

A4一枚英語勉強法ではPART A,B,C,Dの4つのパート(英語脳)を組み合わせ無限大に英語表現を広げていく勉強法です。

Part Bのカタマリの表現を、Part A の時制のテンプレートに当てはめて、単文が作られるようになります。

その単文にPart C やPart Dを付け足すだけでまたいろんな内容が言えるようになります。更に、文と文をどんどん繋いでいってストーリーまで作れてしまいます。

A4一枚英語勉強法は正しいフレームワークに従って、色々な表現をどんどん作っていきます。日頃のトレーニングで脳に英語のフレームワークの神経回路が出来上がってきて、トレーニングを続ければ続けるほど、文法を考えずに文法的に正しい英語が楽に話せるようになります。

まとめ

サムネイル5

学校英語(受験英語)を長く強いられてきた私たち日本人は、ネイティブが普段使っている英語とは全く違う英語を学んできました。

学校英語(受験英語)は日本語脳をフル活用した英語に置き換える作業に過ぎないのですが、
いまだにほとんどの日本人が一生懸命日本語脳英語に取り組んでいます。

A4一枚英語勉強法は英語脳をつくる良著です。

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