留学しないで「英語の頭」をつくる方法「齋藤 兼司」【レビュー】

37catch 大人でも作れる英語脳
リスニング

「留学しないで英語の頭をつくる方法」を買うべきか迷っている。

「留学しないで英語の頭をつくる方法」を実践した効果について知りたい

Audibleで聞いてみた感想を聞きたい

この様な方向けの記事内容です。

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留学しないで「英語の頭」をつくる方法「齋藤 兼司」【レビュー】

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ネットで以前から気になっていたので、AmazonのAudible(オーディブル)で、
留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)を購入しました。

感想をひとことで言うと大人の英語学習者や初心者英会話学習者には必読の書と言えます。

私は英語の学習には大きく分けて2通りあると考えています。

  1. 受験に合格するための英語学習
  2. 英会話を実現するための英語学習

著者の齊藤兼司氏は私たち同様日本の学校教育で英語を学んでいた普通の学生だったそうです。

齋藤氏が高校2年の頃に週1回の外国人講師の授業で

Where do you live?

と聞かれ

・・・・・

頭が真っ白になり一言も答えられなかったそうです。
それをきっかけに

絶対に英語をしゃべれるようになろう!

と決意した様です。

高校2年の屈辱の体験から英語学習を続け、
大学生時代には英語のディベートトーナメントで上位進出するほどの成長を遂げたそうです。

その後齋藤氏は渡米しアメリカで仕事もできる様になり、
帰国後は英語教育のスペシャリストとしてたくさんの生徒に齋藤氏のメソッドを伝え続けています。

齋藤氏は3人の子宝に恵まれ、驚くことに3人のお子様は全員ネイティブ並みに英語を話せるそうです。

そんな実績をもつ齋藤氏の書籍留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)
はとても説得力があると言えるでしょう。

留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)はまさに英会話を実現するための英語学習であります。

ネイティブと英語でコミュニケーションをするには、
頭の中を日本語脳から英語脳に切り替える必要があります。

この本では英語の頭(英語脳)をつくる方法を具体的に解いてくれます。
日本人が英語を話せない最大の理由は皮肉にも、
受験に合格するための英語学習を学生時代にがんばりすぎたため、
英語と言う受験のための道具にエネルギーを注ぎ、
学生時代の頭の柔らかい時期に使えない英語の暗記に没頭せざるを得なかったためです。

受験に合格するための英語学習が使えない英語である証明は、
あえてする必要はないでしょう。
私たち日本人が中学3年間、高校3年間、大学4年間、合計すると10年間も英語を勉強してきたのに、誰一人英語を話せる人はいません。

齋藤兼司さんでも高校2年の頃にネイティブの“Where do you live?”の質問に頭が真っ白に、
なったくらいですから。

英会話を実現するための英語学習には特別な訓練が必要です。
それは「日本語の頭」ではなく「英語の頭」に切り替えるトレーニングです。

そんな事が本当にできるのでしょうか?
しかも留学もせず日本国内で・・・

齋藤氏は自身のみならず3人のお子様にも留学せずにバイリンガルに育て上げた実績があり。
それらのメソッドを留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)に全て書かれています。

大人の英語学習者や初心者英会話学習者受験に合格するための英語学習をする必要はないので、
英会話を実現するための英語学習にしっかり取り組まなければなりません。

だから留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)大人の英語学習者や初心者英会話学習者には必読です。

本書ではchapter1から8で成り立っています。

chapter 1 大人になっても「英語の頭」はつくれる!

大人の英語学習者にとって共通の疑問は

今さら英語学習をしても遅すぎるのでは・・?

と言うことでしょう。

著者の齋藤氏は大人になっても「英語の頭」はつくれる!と明言しています。

それについは私も完全同意で実際49歳でやり直し英語学習を再開した私自身成長は感じているし、
むしろ学生時代より英語力はある様にも感じているくらいですから。

本の中にも書かれていましたが、
大人になっても脳の記憶力が著しく衰える訳ではないと脳科学でも証明されているとの事ですので、若くないからと言って英語学習を諦めるのはあまりにも勿体ない話です。

実際に大人になって海外に移住し英語を話せる様になった人はいくらでもいます。

chapter 2 あなたの中に「英語の頭」が完成しない理由

私も学生時代に思っていました・・・

英語を話せる様になるには、留学して英語が飛び交う社会に身を置かなければ、話せる様にはならないんだろうな・・・

この様な考えは今でもたくさんの人が思っていることでしょう。
逆に言えば留学さえすれば英語を話せる様になれる。

著者の齋藤氏は留学せずに英語を話せる様になっています。

留学しても毎日日本人グループでしか交流せずに、結局何年留学しても英語を話せないまま帰国してくる留学生もたくさんいます。

そして極めつけは受験英語の影響です。

主語を訳して英文の後ろから日本語に訳す学習が「日本語の頭」で学習する英語学習であって、
単なる学校英語の点数を上げるための学習で英語を使った置き換えゲームに過ぎません。

英語を話せる様になるには英文を頭から訳す(理解する)トレーニングが必要なのです。

chapter 3 あなたにもできる!「英語の頭」を3カ月でつくる方法

「英語の頭」を作るには英語の学習環境をつくる所から始めなければいけないと言う事です。

まず学生英語を排除しネイティブが使っている英語を使う様しなければいけません。
学生英語とは日本語を英単語に置き換えるだけの直訳英語です。

例えば「おはようございます」は、”Good morning”「おはよう」だから”early”を使うのかな?
と考えるのが直訳英語思考で「おはようございます」の意味はどの直訳単語にも当てはまらなく、
“Good morning”が正解なのです。

そして英和・和英辞書は使わず英英辞典を使うことも英語を日本語の言葉から、
英語のイメージを養う習慣になる重要な学習スタイルであるようです。

まずは学生英語(受験英語)を排除したネイティブが使っている正しい英語を覚え、
イメージで脳に焼き付ける習慣に変えていかなければいけないと言う事です。

chapter 4  まずはこれだけ!英語を「訳さず」理解する方法

「英語の頭」で英語を理解をするとは英単語を見て言葉を思い浮かべるのではなく、
英単語の映像(イメージ)が頭に浮かぶと言う事です。

まずは子供用英英辞典を使いイメージトレーニングする。
英単語を言葉にするのでなく頭の中でイメージするトレーニングです。

英単語のイメージトレーニングから次のステップとして英文からイメージをする。

一語一絵から一文一

イメージを養うのに英語の絵本を使うのも有効な学習法との事です。

chapter 5 「英語の頭」で英語を訳さず「聞く」方法

英語を聞き取るにはむやみやたらに聞き取るトレーニングではなく、
英語を塊ごとに音を拾い、理解し、イメージする。

例えば“Lets call it a day”は日本語で言えば「今日の仕事はこの辺にしよう」と言う意味ですが、
この表現を知らなければ全く聞き取れません。

この様なネイティブが使っている表現は意味を素直にイメージに置き換えれば、
次にネイティブがナチュラルスピードで話した場合でも、
確実に音を拾え同時に頭の中で仕事を片付けているイメージが頭に浮かぶ様になる。

リスニングはナチュラルスピードを繰り返し聞き取れるまで聞き続け、
ある程度繰り返しても聞き取れない場合は聞き取れなかった文をスクリプトで確認し、
再度聞けるようにトレーニングする。

chapter 6 「英語の頭」で英語を訳さず「読む」方法

英語を訳さず読み進みながら頭の中で映像をイメージをし、
読み進める様にするトレーニングを推奨されています。

このトレーニングはリスニング練習にも通じます。

分からない単語は飛ばし分かる単語やキーとなる単語から意味を推測しながら、
読み進める事が「英語の頭」を養う英語の読み方と言う事です。

読んでる時に分からない単語に出会っても決して辞書は引かないのも重要なポイントです。
たしかに私たち日本人が日本語読んでいる時も辞書を引きながら読んだりしませんよね。

chapter 7 「英語の頭」で英語を訳さず「話す」方法

学校英語(受験英語)の弊害は「英語を話す」(スピーキング)時に顕著に現れます。

「私は昨日美味しいラーメンを食べた」を英語に翻訳するとします。

まずは主語は”I”だな
それから「食べた」は”eat”の過去形”ate”を使う
「美味しい」は”delicious”か
「ラーメン」は”ramen”でいいのかな?いや”noodle”が正しい英語だろ
昨日はもちろんyesterday
よし出来た ”I ate delicious noodle yesterday”.

こんな思考では絶対英語が口から英語が出てきません。
この様な「日本語の頭」でつくった英語をジャパングリッシュと言い、
いわゆる直訳英語で意味が通じない英語です。

英語を話すのも正しい英語を学び、口から発するトレーニングを繰り返す学習が必要です。

セルフトーキング(独り言)学習も効果的との事です。

chapter 8 「英語の頭」で英語を訳さず「書く」方法

英語ができるとは「話すことができる」だけで「英語ができる」とは言えないと言う事です。

いくら日本人だからと言っても「話す事はできますけど書けません」では、
せっかくの英語力が台無しです。

書く英語はemailを使ったり、ブログを書いたり、メモを残したり、
何と言っても英語で仕事をしたい方には絶対必要なスキルです。

更に「書くこと」と「話すこと」に通じたスキルなので、
「書くこと」”writing”は「話すこと」”speaking”のレベルアップにつながります。

書く英語も「英語の頭」を使い書く練習をしていくと言う事です。

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留学しないで「英語の頭」をつくる方法をAudible(オーディブル)で

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留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)は書籍で読むのが一般的ですが、私は、Audible(オーディブル)で試聴しました。

Audible(オーディブル)はAmazonの関連会社でスマホにダウンロードして通勤や通学途中に、
歩きながら情報を仕入れることができるので重宝しています。

月々1,500円要しますが同時に1コインが配布されます。
このコインはどんな書籍でもAudible(オーディブル)で買えるので1,500円以上の書籍であれば、
十分回収可能です。

更に毎月1回ボーナス書籍として1冊プレゼントされるので、
私の中ではお得感を感じています。

にはリスニング用の教材もたくさんあるので、
英語学習にも大いに役に立ちます。

まとめ

机で学習

「英語の頭」とは簡単に言えば「学校英語」の対語になります。
日本人が英語を中学・高校の義務教育6年間さらに大学4年間を合わせて10年間、
英語を勉強しても英語が話せないのは「学校英語」の弊害です。

「学校英語」は主語を訳し後ろから前に1単語づつ訳す英語を真剣に取り組んできたため、
ネイティブの英語を聞くと脳が混乱し全く言葉を拾えない状態を作ってしまった結果です。

使える英語を習得するには「学校英語」を排除し正しい英語を学習しなければいけません。

留学しないで「英語の頭」をつくる方法 (中経出版)はその学習法を詳しく解説してくれている良著です。


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