スラッシュリーディングで音読とリスニング【教材はアニメで】

スラッシュリーディングで音読とリスニング【教材はアニメで】 大人の英会話学習
ワンピース ルフィ

英語の正しいリーディング方法を学びたい方

英語の正しい音読方法を学びたい方

楽しく効果的にリスニング学習したい方

この様な方向けの内容です。

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スラッシュリーディングで音読とリスニング【教材はアニメで】

オバマ大統領の演説
EEvideo

私たち日本人英語学習者は、学校の英語教育を長年受け、受験に合格するための英語のお勉強が目的となり、その結果、皮肉なことにネイティブの英語が理解できなくなりました。

リーディングも、リスニングも、完璧な日本語に訳すクセが身に付き、理解に時間を要しネイティブの読むスピード、話すスピードについていけません。

日本の学校英語教育では、前置詞を含めすべての単語を訳さなければ、試験の点数をもらえないので、仕方なかったのです。

英語を訳すときは主語を訳し、文の後ろに戻って1単語ごとに日本語に置き換える作業(返り読み)、当然のことながらネイティブは、そんなことはしません。

ネイティブの英語を理解するには、主語から動詞へ、前から後ろに、訳すクセに矯正する必要があります。

ネイティブの感覚に近づけるリーディングとは、英語のカタマリ(文節)単位で区切り、意味を理解し、次の区切りで追加の情報を理解し、更に次の区切りへと移行しながら読み進めていく方法で学習するクセを身に付ける必要があります。

その区切りをスラッシュ(/)で表記しているためスラッシュリーディングと読んでいます。

学校教育で教わった返り読みのクセは、スラッシュリーディングで矯正することができます。

更にリスニングと組み合わせて学習すると効果は倍増します。

教材はアニメがオススメです。アニメを素材にしたスラッシュリーディングを用いたリーディング・リスニング学習ができるアニメで英語学習を紹介します。

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スラッシュリーディングで音読【教材はEEvideoのアニメで学習】

スラッシュリーディング(海外の名作)
EEvideo

アニメは子供が楽しめる様に構成されているので、ストーリーは分かりやすくトレーニングに適しています。

文字起こしされたスクリプトは、学校で学んだ英語の様な硬い論文調ではなく、軽快な口語表現です。この軽快な口語表現こそ生きた英語、ネイティブの英語です。

生きた英語、ネイティブの英語は、学校英語で学んで来た者にとっては、難しい英語と感じます。アニメには英語らしい表現が多く、倒置や省略、挿入など多様な構造の文が使われています。

30分アニメ(実質20分)平均2400ワードで、時間あたりの量は映画やドラマのおよそ3倍ありますので学習材料も豊富です。

吹き替えのため、発話も明瞭で音声の半分以上がナレーションかそれに準じた部分で、きちんとした構造の英文が使われています。

私たちにとって難しい生きた英語、ネイティブの英語は、文節ごとに区切りスラッシュリーディングで読み進ます。

EEvideoはアニメの英語吹き替えがたくさんあり、メールアドレスを登録すれば無料で学習できます。

アニメ動画をリスニングする前に、必ずスクリプトを音読し、分からない単語も予習してから臨みます。

字幕の一覧表示をクリックすると動画ではなく、会話のスクリプトが表示されます。このスクリプトは全て文節ごとにスラッシュで区切られていて、設定により日本語訳もつけることができ、自分スタイルでスラッシュリーディングする事ができます。

字幕の一覧表示をクリックするとスラッシュリーディングのページに移ります。
EEvideo script
EEvideo

スラッシュリーディングで音読する時の注意点

EEvideo

EEvideo のスラッシュリーディングでは、日本語の表示を多くしたり、少なめに設定することができます。

音読するに当たって、あなたのレベルや、やりやすさに応じ、好みで調整すれば良いですが、大事な事はまずゆっくりで良いので、文節(スラッシュ)ごとに声を出し、頭の中で言葉を翻訳するのではなく、意味を嚙みしめたり、イメージする様にすることです。

単語の並んだ語順でイメージすることです。それが英語脳を鍛えるトレーニングとなります。

もちろん返り読みは論外です。英語から日本語を完璧に翻訳する必要はないのです。コミュニケーションは、意味がイメージレベルで伝わればそれで成り立ちます。

スラッシュリーディングでリスニング【教材はEEvideoのアニメで学習】

EEvideo
EEvideo

音読で仕上がったら、いよいよアニメで英語学習のリスニングです。音読を飛ばしてリスニングする方も多いでしょうが、私の経験上、音読(予習)をしてリスニングに臨んだ方が、圧倒的に効果は上がります。

音読(予習)した事により、あらかじめ情報をインプットしているので、「聴こえる」文節は多くなります。

この「聴こえる」ことが大事で、いかに「聴こえる」文節(英語のカタマリ)をあなたの脳にインストールし、次に聞いた時にも「聴こえる」そして意味がわかる(イメージできる)様になることがリスニング力アップに繋がります。

音読の時は文字ベースだったので、イメージが付きにくいこともあるでしょうが、リスニングはアニメで英語学習しているので、アニメーション動画がイメージを映像化してくれます。

リスニング時は音読でやってはいけない返り読みをする心配はありません。ネイティブの猛スピードで流れる英語を返り読み出来る人なんていません。

スラッシュリーディング方式でリスニングするしか理解が追いつかないのです。

だからこそ、ネイティブの通常のスピードでリスニングする必要があります。

スラッシュリーディングでリスニングする時の注意点

音読で予習をし、リスニングアニメ動画でイメージを膨らまし、英語を理解する。

だいたいの学習方法は理解頂けたかと思いますが、それだけは、まだまだ物足りません。英語学習は辛いですが、反復練習です。

私の場合、スラッシュリーディングで1回音読をし、アニメ動画で2回~3回リスニングしています。しかも1週間続けます。同じ題材で。

スクリプトを見なくても意味が理解できる様になるまで、繰り返しリスニングしています。

慣れてくると合わせてスピーキンも取り入れます。具体的には・・・

  • シャドーイング【Shadowing】
  • オーバーラッピング【Overlapping】

シャドーウィング【Shadowing】とはネイティブの話した後について聞こえたらすぐにスピーキング(音読)するトレニンーグ、オーバーラッピング【Overlapping】はスクリプトを見ながら、ネイティブにピッタリ合わせてスピーキングするトレーニングです。

2つのトレーニング効果は少し違いますが、リスニング学習だけで終わらすより、スピーキングも合わせて取り入れる様にすれば、相乗効果がより高まります。

スピーキング学習についてはこちらの記事を参照して下さい。

まとめ

サムネイル 踊る少年少女

スラッシュリーディングは、学校英語(受験英語)で学んだ点数を取るだけの学習から脱する学習法です。

最近では、多くの学校でも取り入れられていると聞いてはいますが、まだまだ返り読みを無意識でしている人も多いと思います。

ネイティブの英語を理解するのに、前置詞一つ一つ訳す必要は全くありません。

学校英語が身に付いたお陰で、皮肉にも多くの日本人が生きた英語が苦手になりました。

学校英語(受験英語)を終了した大人のやり直し英語学習者は、点数なんて関係ありません。意味が60点程度理解できればそれで十分。

スラッシュリーディングを使ったアニメで英語学習で音読学習とリスニング学習、そしてシャドーウィングやオーバーラッピング学習へと楽しく幅を広げ、効果的に学習できるEEvideoはメールアドレスを登録するだけで無料で学習できるので、本当にオススメします。

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