ミラクル・ベル・マジックさんの【英語が話せる人はやっている魔法のイングリッシュルーティン】の内容を知りたい方
英会話初心者や大人のやり直し英語学習者にオススメな英語学習書をお探しの方
受験や資格英語ではなく、ネイティブの英語を学びたい方
この様な方向けの書籍です。
【英語が話せる人はやっている魔法のイングリッシュルーティン】ミラクル・ベル・マジック著 レビュー
ミラクル・ベル・マジック(以後ベルさん)さん著の英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティンをレビューします。
ベルさんはYouTubeで映画「アナと雪の女王」の 「Let It Go」を披露し、その歌唱力が話題となった女性です。
ベルさんは歌唱力もさることながら英語もとても優れているのです。
ベルさんは名前が ミラクル・ベル・マジック で、お顔もどことなく外国の方に見えなくもないので、ハーフの方かなと思っていましたが、彼女は東京都出身の純日本人です。
多才なベルさんは、海外留学をしたこともないのに、綺麗な英語を流暢に話せるのです。
そのベルさんが海外留学することなく、英会話スクールに通ったわけでもなく、特別なネイティブの友人がいるわけではなく、20代でネイティブの様に英語を話せる様になった学習法を紹介していたので、早速購入しました。
内容はとてもシンプルで今すぐにでも取り組める内容です。
大人のやり直し英語学習者でも初心者英会話学習者でも参考になる学習法、それは英語を「ひとりごと」で話す学習法なのです。
英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティン をレビューします。
「ひとりごと」学習はアウトプット学習 ベルさん流ルーティン
私たち日本人英語学習者は、長年英語学習として受験で英語の点数を得る学習に没頭してきました。受験英語は完全なインプット学習で、アウトプット学習は、まったくの蚊帳の外、点数につながらないからです。
皮肉なことに、日本人は長年受験英語を強いられてきた為、本当の英語(英会話)が苦手になってしまったのです。
アウトプット学習とは言い換えれば、スピーキング学習です。
スピーキング学習は様々な学習法があります。
様々なスピーキング学習法についてはこちらの記事にまとめています。
ベルさんはスピーキング学習を「ひとりごと」で生活のルーティンに落とし込む、とてもユニークで再現性の高い学習法であります。
ベルさん流のアウトプット学習である「ひとりごと」学習のメリットは、何と言っても「恥ずかしくない」ことです。
私を含め日本人は恥ずかしがり屋です。英語を人前で話すのはとても恥ずかしいものです。そんな恥ずかしがり屋の私たちに最適な「ひとりごと」英語学習法を紹介した英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティンをかいつまんで説明します。
ROUTINE 01 【めちゃくちゃタイム】
まずは目についた物を何でも英語にします。英文でなくてもいいので目についた物を英単語にします。もちろん余裕があれば、簡単な英文にしていきます。
apple
pencil
She uses a tablet.
ROUTINE 02 【しっかりタイム】
次のルーティンは「しっかりタイム」に移ります。ROUTINE 01の「めちゃくちゃタイム」でめちゃくちゃだった英語を整理して、正しい英語に修正していきます。
ここでのポイントは、英語の参考書などで「しっかり学習」するのではなく、自分の話したかったけど、「めちゃくちゃ」だった英語を正しい英語に修正するのです。
この学習法は自分の言いたい事から学習するので再現性があり、自分の生きた英語として蓄積していけます。著書の中では具体的に正しい英語への修正法を紹介しています。
ROUTINE 03 【ひとりごと英語にちょっとしたスパイスを加える】
次のルーティンでは、少し視点を替えて学習します。英語学習の問題点は飽きることです。飽きは学習の天敵で学習をルーティン化するには、英語学習を楽しい学習にしていくことです。
ベルさんの楽しい学習法は独特で妄想を利用します。
例えば妄想で外国の友人を作り、架空の友人と楽しい会話をします。
Hi, I’m Vell !
ベルよ!
Hi, I’m Erik!
ぼくはエリック!
Nice to meet you.
よろしく
Nice to meet you, too.
こちらこそよろしくね
Where are you from ?
どこ出身なの?
I’m from Tokyo !
東京だよ!
ROUTINE 04 【ひとりごと英語を盗む】
次のルーティンではネイティブが使っている生きた英語を盗みます。盗むと言うと聞こえは悪いですが、簡単に言うとネイティブが実際に使っている表現を覚え、その表現を応用する学習法です。
ではネイティブの表現をどこから学ぶかですが、定番のNetflixやAmazon prime videoなどの動画配信サイトを紹介していますが、興味深いのがTwitterやインスタを利用する方法です。
生きた英語、カッコイイ英語を学べるとてもユニークな学習法です。
Netflix を使った英語リスニング方法はこちらの記事を参照して下さい。
ROUTINE 05 【発音もひとりごとで鍛える】
ルーティン05ではネイティブの発音学習法です。日本人にとって英語学習法の内一番の難関は、発音です。これだけは仕方ありませんが、実はとても重要な学習なのです。
正しく発音できるとネイティブの発音も聞き取れる様になるので、ネイティブの発音の様に発するすることは、とても大事なのです。
ベルさんは” Siri ” や ” Google ” を使った発音学習法を紹介しています。ベルさんの発音はとても綺麗な発音でネイティブの様です。
興味深いのがベルさんは発音記号を全く知らなく、ベルさんの発音の先生は ” Siri ” と ” Google “だそうです!
ちなみに私の発音レッスンは、ELSA Speak(エルサスピーク)と言うアプリを使ってます。このアプリもとてもオススメなので、紹介しておきます。
ELSA Speak(エルサスピーク) の無料版と有料版の違いをまとめた記事はこちらです。
ROUTINE 06 【英文法もひとりごとで覚える】
英会話において英文法の必要性をルーティン06で説明しています。ベルさん流の英文法習得方法も「ひとりごと」を利用します。
受験英語の様に英文法を暗記して詰め込んでいくのではなく、まずは「ひとりごと」でつぶやき、疑問に思ったら調べ、英文法のルールを知り、更に自分の英語に磨きをかける。
英文法は、とりあえず「時制」と「関係代名詞」だけ覚えるとベルさんは言ってます。 「時制」と「関係代名詞」 は、日本語にない独特なルールですが、英語を話す上でとても重要なファクターですので、私も同感です。
英会話において最低限「これだけ」はおさえておきたい中学英文法をまとめていますので、こちらの記事も参照して下さい。
ROUTINE 07 【ひとりごとで会話のテクニックを身につける】
最後のルーティンは英会話で頻繁に使う「あいづち」です。英語の「あいづち」と言えば、” yes,yes “(うんうん)や ” uh-huh “(そうそう)が、良く知らていますが、もっと使える便利な「あいづち」はたくさんあります。
「あいづち」は会話でとても便利で、それらを使いこなせれば、感情を伝えやすくなり会話も弾みます。
更に会話を豊かに広げる便利なフレーズも紹介しています。
これらのフレーズを「ひとりごと」でつぶやく事をルーティン化し、頭で考えるよりも先に口からネイティブの英語が出る様にトレニンーグする学習法を紹介した英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティンは、英会話初心者や40代50代の大人のやり直し英語学習者にはとてもオススメです。
まとめ
ミラクル・ベル・マジックさんの英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティンをレビューしましました。
私たち日本人は英語を受験の合格目的で、ひたすら難しい英単語や英文法を暗記してきましたが、ほとんどの日本人は英語を話す事ができません。
むしろ皮肉なことに、受験英語を一生懸命してきたお陰で英語が話せなくなってしまいました。
日本の英語教育に絶対的に不足しているアウトプット学習、英語はアウトプット学習しながらインプット学習で深めていくのが生きた英語をものにする方法です。
英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティン はアウトプットノウハウが盛りだくさんで、今すぐにでも使える生きた英語を簡単に学べる良著です。
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